双葉社から出ていた「ファミコン冒険ゲームブック」の一冊。そしてファミコンを持ってい
なかった自分をWIZの暗く深い迷宮世界へと引き込む引き金となった作品でもある。
はっきり言えば完成度は高くない。ぶっちゃけ運ゲー。しかしキャラクターの顔と名
前は決まっているがクラスと装備は選択性という、キャラを固定しながらもキャラクターメ イキングの余地を残してある部分は面白いと思う。
それがもっとゲーム本編に反映されていれば言う事は無かったのだが……。
それでもこのゲームを表紙カバーが変色しボロボロになるほど遊んだのは事実。個性のあ
るキャラクターは好きだ。でも自分で作ったキャラクターも好きだ。そんな無節操な 自分に相性の良い物があったのだろう。
ノスタルジーにふけりながら、久しぶりにWIZを買ってプレイしようかとネットで最新作を調べた
ら学園物になっていた。
まぁこれは別に良い。
キャラ絵がずいぶんと綺麗になっていた。
まぁ俺は全然構わない。
種族からリザードマンが消えていた。
うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!
サターンBCFのデータはまだあるぜ――っ!!てめぇ… なめとんのか?
戦士にキリジュツはいらねぇ!魂のはいった攻撃なら―― どんなACでも打ちぬくぜーっ!!!!
新種族で一番のお気に入りだったのだが……CDSのプレイヤーキャラクターとは思えない顔
グラとか外伝3の攻略本のどこに焦点が合ってるのかわからない視線とか、思わず胸板が ときめいたのが懐かしい。
次のWIZで復活しないかなー、リザードマン。グループSNEが手がけた真WIZでの扱いは少々
気に入らなかったが、まだ居るだけマシだったのかねぇ……。
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