パンタクル1.01(5)
鬼門石窟攻略

 ついにやって来た最終エリア。この鬼門石窟は川の中州にある迷宮で、最終決戦はこの中
で行われる。迷宮は全4層で、そのMAPは以下のとおり。

 
 矢印が上下する階段なのだが、見ての通り繋がっていない。1階部分が東西南北に2ブ
ロック稼動可能になっているので、目当ての階段が開通するように1階をずらし
てから中へ入らねばならないのだ。その役目はここまで運んでくれた大太法師がやって
くれる。もしメスロン一人でここまで来ていたらクリア不可能になっていた所だ。
 1階の位置は経験記号でメモする事になるが、位置と記号の関係は以下のとおり。

 なおちょっとしたバグがあり「ノ」の位置は北から南へ動かさないと記号が正確に変化し
ない。西から動かすとなぜか「ニ」になってしまうのだ。とはいえ「ノ」の位置に動かす必要は全く
無いので致命的なバグではない。

 まずは「ヌ」の位置へ動かし、石窟へ入る。入り口はA。そこからすぐ北東の位置にある階段
を下りてBに向かう。そこでは猩々が三匹出現。魔防道風で鎧を溶かせば只の猿に成
り下がるので斬り捨てる。このエテ公どもは冬中夏草の粉を持っているので、剣で倒せば原
体力を2上げる事ができるのだ。
 なおここで得られる経験記号は「豆」「草」「心」の三つだが、「心」は黄泉醜女を倒した時
に得ているので実質2つしか得られない。多分、黄泉醜女の方が間違いなのだと思う。
 この先へ進んでも行き止まりなので、引き返して石窟の外へ。

 今度は「ニ」に動かしてC地点へ。八百比丘尼が襲ってくる
が、戦闘開始と同時に幻水金をかけておく。剣で斬っておいつ
めると透明化の術を使って逃げようとするのだが、あらかじ
めこれを使っておけば見失わずにトドメをさせるのだ。経験値と食
料を貰い受ける。なおこの八百比丘尼、なんとなく猫っぽい顔をし
ている。糸玉を放り投げれば戦わずして追い返せたかもしれん。ア
イテムに糸玉が無いのが非常に残念である。

 D地点には階段の位置を記されているが見る必要も無いので素通り。その東にある階段
へ。
 地下のE地点中陰童子の部屋。コイツの詐欺にひっかかっ
て如意宝珠を盗まれていれば情報を聞きだす必要があるが、今回
はそんなマヌケな目にあっていないので阿知地で武器を取り上
げ、デクにして倒す。その後、無人となった部屋で聴念天の術。
壁に仕込まれた語り石から魔防那須の術を習得。

 既にラスボスに勝ちクリアできる状態だが、もう少しでレベルアップしそうなので石窟を
出て「ナ」の位置へ1階を動かす。D地点の北東にある階段から2階へ、そしてそのま
ま南回りにへ。制多迦童子が三匹出るが、阿知地で武器を奪えばドン亀の孫どもが三匹
だ。斬り捨ててレベルアップ。これで最終決戦への準備は整った。

 なお幻水金を使えば幻が消えて東の部屋へ行けるが、三階には本当に何も要
る物が無いので行かない。ここで回復アイテムを使う事ができるので、体力と魔力を完全
回復させてから石窟を出る。

 「ホ」にあわせてから地下へ。階段の途中で鬼面百足が出る
が、こいつは単なる幻。幻水金の術で消滅する。そのままHま
で下りればそこがボスの間。最後の敵阿修羅が登場する。
コイツは攻撃力・防御力ともにゲーム中最高の24を持って
いる。これはメスロンがイカサマ以外の方法で勝つ事のできない数
値だが、この値を算出しているかなりの部分は武器と鎧によ
るもの。よってまずは石窟で覚えた魔防那須の術を使う。これ
はいかなる材質・防御手段に関わり無く敵の装甲を無力化する素
敵技。これを使うと阿修羅は最強の防具が消滅したショック
で隙ができ、魔法をもう一発使う事ができる。次は阿知地
の術。これで阿修羅は丸腰となる。この状態では阿修羅の攻撃力・
防御力はともに14。これなら勝てる。

 こちらの攻撃力と敵の防御力が拮抗しているうえに敵の体力ポイントが高いので長引くが、
最後は鬼麻呂が阿修羅を貫いた。

 もはや阻む物も無くへ進む。そこが鬼門石窟の最深部であり、異世界への穴がある。メスロ
ンは如意宝珠をそこへ投げ込む。鬼哭谷が生まれた時同様に地震が起こり、鬼門石窟が地
の底深く沈んでゆく……。

 こうして戦いは終わった。メスロンは弟に別れを告げる事もなく一
人旅立つのだ。


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