モンスター紹介(微ネタバレ)

 今回、アイテム紹介は省きます。特別に変なアイテムはありませんので。
 モンスターはいくつか紹介しますが、ここで記した名前はゲーム中に出る正式名称である事
を先におことわりしておきます。ここにあるモンスターはほんの極一部なので、他にどんな物が
いるかは御自身でお確かめください。

【おいはぎ】
 「しあわせの実」を求めて、近隣の国からいろんな人が迷宮に入り込みました。こういう社会の底辺にいるクズな人も、自分が幸せになるためなら他人をブチ殺してでも頑張ろうとします。
 「外国人犯罪が増えてるね」というと「外国人にも良い人は沢山いる」と反論する人がいますけど、会話になってないと思います。犯罪者やその件数の話をしてるんだっつーの。
【ねずみおとこ】
 つぶらな瞳がちょっぴりチャーミングですが、手にした刃物で果敢に襲い掛かってきます。沢山のバイ菌を飼っている上に非常に臭気が強く、彼らに傷つけられると意識を失ってしまう事があります。
 人間にも時々、全然お風呂に入らず汗かきで肥えた人がいますが、生活習慣が少し似ているだけでこのモンスターとは関係ありません。
【そーどまん】
 剣男と言うと狼男の親戚みたいに思えますが、獣人と勘違いするのは失礼という物です。獣人に。変身したり特殊打撃を繰り出したり再生能力を持ち合わせたりと一生懸命な獣人達に比べ、こいつらはただ力任せに刃物を振り回すだけの下等野郎です。獣人・超人・怪人のどれと比べても見劣りします。
【いしにわとり】
 とても大きく、蛇の尻尾を持ち、嘴に石化の魔力を持つ危険な魔物です。別に体が石でできているわけではありませんので普通に剣で斬ったり火で焼いたり串に差したり網にくべたりできますが。彼らがこの迷宮でとても元気なのは、焼き鳥屋さんが周囲にいない事と無関係ではないでしょう。
 しかし口に石化の魔力なんてあったら、食べる物全部「石」ですよね。この生き物は神様に意地悪されたんでしょうか。
【わいと】
 負の魔力がとり憑いた死体です。この魔物は生者の精気を吸収し、エナジードレインを引き起こします。レベル低下の被害は回復できないので、彼らは恐るべき存在でしょう。
 まぁドレインを防ぐアイテムを持っていれば、彼らにロクな攻撃手段は残されてないんですが。そんなアイテムがどこにあるかって? 商店ですよ。
【だいしょうぐん】
 「しあわせの実」を求める人には、他国から派遣された正規の軍人もいます。それらをまとめる大将格の騎士が彼らです。剣と魔法を共に使いこなす強敵で、魔物より人間の方がよほど危険だというファンタジー世界の真理を体現しています。彼ら本人だけでも相当な強敵ですが、大将である以上、当然のように大勢の部下を引き連れています。
【まかいばえ】
 虫は虫でも凄い虫です。睡眠と麻痺を仕掛け、高位の僧侶魔法を使いこなし、呪文への抵抗力もそこそこ備えてたまにニュークリアブラストの爆炎を潜り抜けて飛んで来たりします。
 こんな虫が自然に発生する筈はないのですが、何か生態系に干渉するような物でも近くにあるのでしょうか。迷宮の深部に行く事で、その謎が解けるかもしれません。
【きゅうけつきのこ】
 きのこはキノコでもとんでもない茸です。飛ばす胞子には毒を含み、広範囲に広がる苗床が後衛にいる者をも蝕みます。名前の通り他の生物の血液を吸い取るのですが、量に容赦が無いために深刻な後遺症を残す事もあります(ゲームシステム的にはエナジードレインとして処理されます!)。
 なお、毒キノコには虫がつかないというのは単なる迷信です。その証拠というわけではありませんが、このキノコはたまに虫系モンスターと一緒に襲い掛かってきます。
【くびかりぐま】
 熊という生き物はメチャメチャ強く、自動車と接触事故を起こしてバンパーのへこんだ車を尻目に逃げていく事があるそうです。しかしこの熊はもう少しタチが悪く、犠牲者の頭がへこんでも全然逃げずにそのまま戦い続けます。しかも爪の雑菌が毒素として入り込み、継続ダメージや麻痺を引きこす事もあるのです。熊鍋にするか熊に鍋にされるか、まさに瀬戸際です。頑張ってください。
【やきものあくま】
 他の地方では「生ける伝説」とも呼ばれるほど古い悪魔です。あまりに古いので、この地方のホビット達には正しい名前が忘れられているほどです。かなりの難敵ですが、死んだ犠牲者は他人に名前を伝えられないのでやっぱり本名は忘れられたままです。ジレンマですね。
 顔が四つありますが、一番下の顔が本体だったらちょっと嫌だなぁと思いました。

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